縁の深い人物の見方

東京2020柔道兄妹W優勝

コロナ禍の中、2020年開催予定の東京五輪が紆余曲折を経て1年後の今年2021年に開催されました。

開催国として日本人選手が大いに活躍し過去最多の金メダルラッシュを迎えることになりました。中でも柔道男子、柔道女子で兄と妹のW優勝はひときわ目を惹きました。

そこで、今回女子柔道金メダリストの阿部詩さんに注目してみたいと思います。

阿部 詩 女性 2000-07-14

玉堂星天印星
龍高星禄存星鳳閣星
天胡星貫索星天庫星

阿部 一二三 男性 1997-08-09

禄存星天南星
禄存星牽牛星貫索星
天庫星牽牛星天極星

縁の強さはどこから

この学問を習い始めの頃、縁のある人物は誰か特定しようとする際に、十大主星の人物を頭に思い浮かべると思います。

詩さんには貫索星があり、それは兄弟でも目上の人物の兄を意味しますので兄と縁が深いといえます。

しかし、宿命全体の干を含めてみることでより縁のある人物を特定する高度な見方があります。

日干が癸ですので、水の五行は兄弟と考えます。宿命には癸が全部で三つあります。そのことは自分を含めて三人兄弟の宿命を表します。このように宿命に兄弟がいても、現実には兄弟がいるかどうかは決まっていません。

実際には兄の一二三(次男)さんともう一人兄の勇一郎(長男)さんがおり三人兄妹でした。長男は年支蔵干、次男は月干に存在しています。そのことは詩さんにとっては長男より、次男一二三さんが目立つことを表し、一二三さんが明るい未来を見せてくれれば本人にとって良い刺激になるといえます。

さらに二人の宿命を見比べるとある事に気が付きます。

それは、詩さんの月干支と一二三さんの日干支が同じであることです。

月干支はその宿命を持つ人自身が生きていく社会であり、またその干支を日干支に持つ人と非常に強い縁があることを表しています。それは一緒に物事に取り組んだり、関わり合う事で深まる絆と言えます。

攻撃本能の十大主星はないけれど

詩さんの宿命には車輢、牽牛などの攻撃本能の星がありません。この星は負けず嫌いの性格を有し、スポーツの星と呼ばれ競い合いの中で磨かれ、勝つために努力を惜しまないプライドの高さを持っています。

この星が無くて勝負の世界で勝ち続けてきた原動力は何だったのでしょうか。

高度な見方をすると、殺印相生格一点破格という宿命であり、地位と名誉、知能の高さに恵まれる運勢の強さを持っています。

競い合いの世界、実力が認められる成果主義の世界で頭角を現す才能を持っています。

そして、彼女の破の守護神が癸であり、兄弟を表しています。兄弟が目立ちすぎず影となり支えてくれると、本人が伸びる宿命です。

詩さんは兄の一二三さんを尊敬できる人とインタビューで語っており、挫折した時に周囲の人が声をかけても反応しない時に兄一二三さんのいう事には素直にうなずいていたなどのエピソードがあります。

兄の性格は良さを出せば、兄弟思いで真面目で努力家で負けず嫌いの性格の持ち主です。

詩さんから見てそのような兄が尊敬できる人物であった事、兄が時に自分を気遣ってくれたことは自分自身も勝負の世界で生きる上で大変良いお手本となったでしょうし、彼女の躍進にとって重要な意味を持ったはずです。

宿命の特徴

  • 兄と縁が深い
  • 三人姉妹の宿命で、実際は三人兄妹だった
  • 兄が守護神である
  • 競い合いの世界で頭角を現す

宿命通りに生きる事は、才能を発揮することに繋がります。本人の努力も当然重要な要素ですが、周囲の環境(両親や兄弟、家系)の影響も考慮しなくてはなりません。

2021年9月12日発行宿命道26号 追記版

東洋宿命学院校長 松本昇龍

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